2015年3月3日火曜日

研修報告: スウェーデン教育視察 3日目

ストックホルム3日目。今日は先生の紹介でストックホルム大学院生の両角達平さんにストックホルムを案内していただきました。達平さんは先生とのスウェーデンでの経験がきっかけでスウェーデンに留学することを決めたそうです。

初めに王宮へ。この2日間では遠くから眺める程度だった為、近くに行くのは初めてで衛兵さんにも挨拶できました!衛兵さんの交代式は時間が合わず見られませんでしたが、いつかパレードも見てみたい!


次に王宮のすぐ南にある大聖堂へ。ここはストックホルム最古の由緒ある教会らしく、入ったときも讃美歌が聞こえました!でもちょうど終わってしまったところで残念。中に入るとまず正面に見えるのが黒壇と銀の祭壇です。

教会に黒のイメージがなかったわたしとしては驚きでした!祭壇の左側には1489年に作られた「セント・ジョージと龍」の像があります。
木彫りには見えない重厚感!このレプリカがガムラスタンの街中にありますが、大聖堂に行く時間があるならぜひ、本物を見ていただきたいです。



次にフェリーに乗ってユールゴーデン島へ。
フェリーも電車やバスと同様、日常でよく使われる公共交通機関で初日に紹介したバスカードで利用できます。ちなみにスウェーデンではベビーカーをひいていると公共交通機関の運賃が無料になるそう。きょうは日曜日だったためかベビーカーをひいた家族連れがたくさんいました!さすが北欧はイクメンが多いと有名なだけあって、ここ3日間で多くのイクメンを見かけま したよ。ほっこり。

フェリーに揺られて2駅。ユースゴーデン島に到着、ヴァーサ号博物館に向かいます。ここは現存する最古の完全船、戦艦ヴァーサ号を展示 している博物館で、ヴァーサ号の造りや船上での生活の様子、引き揚げられた人の骨など、ヴァーサ号に関わる様々な事が展示、紹介されています。 ヴァーサ号はドイツ三十年戦争に参戦するため1628年に処女航海に出発し、わずか300mのところで海底に沈没したと言われています。沈没 の理由はなんなのか、、、、謎に迫ります。
館内に入ったらすぐ目に入る大きな戦艦!
98%が引き上げられた当時のものと聞いてびっくり!船体の至るところに施された彫刻も当時のまま。それらの装飾は当時は金色に塗られいたそうで、それも見てみたかった、、、 館内には1961年に行われた船体の引き揚げから復元の過程を追ったドキュメント映画も上映しています!300mで沈んでしまった事実は兎も角(笑)博物館は大人も子どももわくわくする内容になっています!のでぜひ、訪れてみてください!

博物館内にあるレストランでランチ!景色のよい窓辺でいただきました!達平さんと日本の話をしたりストックホルムの大学について聞いたり、、、 短い時間でしたが達平さんのおかげで楽しく観光らしい観光ができました!ありがとうございました!


余談ですが、これが郵便ポスト。黄色が国内で青色がエアメール用らしい!
そしてこちらが公衆電話。おしゃれ!
スウェーデン3日目にして、やっと建物や景色以外の小さなところまで目がいくようになってきた気がします。



そして、ランチの片付けでレストランのグラスを割ってしまった私。日本でも焦るのに海外でやってしまった!けど、店員さんはとても快く対応してくださいました。外国というだけでなんだか冷たく不親切な印象を持っていましだが、全くのまちがいだと思いました。道を尋ねたときもみんなとてもよく対応してくれます。とてもすてきな人ばかり!
今夜からヨテボリに移動。あしたは初の学校訪問です。どきどき!
(担当: 加地里帆子)
 
 
※本事業は、信州大学知の森基金を活用したグローバル人材育成のための短期学生海外派遣プログラムの助成を受けて実施されています。

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